ちまちま書いてきた台南グルメレポートも今回が最終回です。
次回からは、観光レポートが始まります。
いつ書き終わるかは、自分でもわかりません(笑)
永楽市場には地元民大人気の3店舗が、ちょうど三角形を描くように立地していることから、「金三角」と呼ばれている・・・ことを、旅行中にお友達から情報ゲット。
その3店舗とは、「阿松割包」「金得春捲」「富盛號碗粿」。
もちろん、3店舗とも制覇しました。
(胃袋がひとつでは足りない・・・。)
「阿松割包」の、「割包」とは台湾流バーガー。
肉まんのような生地に、豚肉と野菜が挟まっていて、甘めのピーナッツソースがかかっています。
豚バラ肉(普通包)、豚赤身肉(痩肉包)、豚タン(豬舌包)のうち、私は豚赤身肉をチョイス。
あっさりしていて、いくらでも食べられそうな優しい味。
「金得春捲」は、台湾風クレープ。
薄い小麦粉の生地に、野菜や肉や卵等をぎっしり乗せて、そこに砂糖(!)とピーナッツ粉をふりかけて巻いた軽食。
口の中で塩辛さと甘さがダイレクトに共存する、なんとも不思議な味!!
でも、これはクセになるかも。
そして「金三角」の中で私が一番気に入ったのが「富盛號碗粿」。
「碗粿(中国語だとワングオ、台湾語だとワーグイ)」は、日本にもないし、中華料理でもないので、食べたことがある人は少ないかも。
そしてこれこそ、伝統ある台南小吃(シャオチー)を代表する一品。
ところがこれがどんな食べ物なのか、説明がかなり難しい。
小さいお椀に、お米をすり潰したものと、豚肉、エビ、椎茸など様々な具材を入れて蒸上げて固めたものに、濃厚な甘辛タレがかかっているもの・・・というか。
米のでんぷんで固めた、具だくさんの甘辛味のプリン・・・というか。
実はこの碗粿、一度台北で食べたことがあって、その時はそんなに美味しいと思わなかったので、この「金三角」の中では一番期待していなかったのだけれど。
さすが名店だけあって、「富盛號碗粿」は絶品でした。
それにしても、すごい行列。
昔から変わらない味を求めて、老若男女が毎日のように買いに来る。
これからも、この味はずっと変わらないのだろう。
台南に行かれたら、この行列に臆することなく、碗粿にチャレンジしてみてください。
0コメント