2017.2.28~3.3に台南へ行ってきて、「帰国したらレポートを書く」と宣言していたのに全く時間が取れず放置状態。
すっかり「書く書く詐欺」になっておりますが、このままでは記憶も薄れてしまうので、ぼちぼち書いていくことにします。
さてさて。
私の場合、旅行の第一目的は「その土地でしか食べられないものを食べること」。
特に台湾は、安くておいしい食べ物がどこでも手に入るまさにグルメ天国。
台湾で有名な食べ物といえば「小籠包」が浮かぶ人が多いはず。
確かに、台湾で食べる小籠包はものすごく美味しい。
でも「小籠包」はもともと上海発祥の料理。
台湾で食べる中華料理は、なぜそんなに美味しいのか?
共産党に負けた蒋介石が台湾へ移り住む時に、中国の有名な宝物や一流の料理人も台湾に渡ったためというのが通説らしい。
そんな、何を食べても美味しい台湾だけれど、今回訪れるのは「台湾の京都」台南。
せっかくなので、台湾料理のルーツ「台南グルメ」を堪能しなくては。
まずは台南料理の代表格【「擔仔麵(担仔麺)」(たんつーめん、ダンザイミェン)】
超有名店の度小月(ドゥシャオユエ)へ。
麺とスープに豚のそぼろ肉と海老、香菜、おろしニンニクなどがのっている。
かなり小さめの食器で出されるからびっくりするかも。
トッピングの煮卵「滷蛋(ルーダン)」は、必ず追加すべし。
サイドメニューは、これも台南名物の蝦巻(エビや野菜を豚の網脂で包んで揚げたもの)。
サクサクで香ばしくて美味しい。
海が荒れやすい毎年4月~5月と9月の「小月」と呼ばれる時期に、家族を養う為、台南の漁師が「担仔」と呼ばれる天秤棒で鍋を担いで麺料理を売り歩いたのがこの料理の由来。
「小月」の時期を「度(過ごす)」ところから、「度小月」という名前になったとのこと。
度小月は超有名店なので台北でも担仔麺は食べられるけど、台南の漁師に思いを馳せながら台南で食べると、きっとさらに美味しいはず。
日本人の口にも合う味なので、ぜひお試しを。
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