2017.2.28~3.3に、台湾の台南へ行ってきた。
旅行から帰ってすぐは仕事がやたら忙しく、落ち着いたら旅行記にまとめようと思っていたのに一向に落ち着く気配がないので、少しずつでもまとめていこうと思う。
海外旅行は大好きで、1年に1回は出かけている。
最近は連続休暇がほとんど取れないので、時差1時間以内の国に限られているけれど。
ここ数年で訪れたのは、中国(北京・上海・香港)、シンガポール、そして台湾。
台湾は、近いし食べ物が美味しいし居心地が良すぎるので、すでに9回(台北7回・高雄2回)訪れている。
旅行はたいがい一人で行く。
家族や友人と行くこともあるが、休みが直前まで確定しないこともあり、結局一人で行ってしまう。
一人で海外へ行くというと、いつも「怖くないの?寂しくないの?」と聞かれる。
「怖くないの?」の質問の答えは「ちょっと怖い。」
行ったことのない場所へ一人で行くのは、やっぱり緊張する。
自分の中国語を試すことも旅行の目的だけれど、まだまだレベルは低いので「ご飯を食べる」「バスに乗る」といった、日本では当たり前のことも、すべてハードルが上がる。
でもだからこそ、苦労してありついたご飯はより一層美味しいし、迷子になりながらたどり着いた場所の景色は忘れられない。
「寂しくないの?」の質問の答えは「かなり寂しい。」
旅先で、家族連れやカップルが仲良くしている姿を見ると、一人ぼっちを痛感する。
でも、「寂しさ」に耐えれば手に入る「解放感」がたまらない。
飛行機とホテルだけ予約して、あとは何も決めずに出かけるので、どこへ行くのも、何をするのも、誰のことも気にせず自分の思うまま。
この解放感が忘れられないので、「この次は誰かと一緒に旅行しよう」と思うくせに、気づけば一人で飛行機に乗っている。
今回、記念すべき台湾10回目渡航先として台南を選んだ。
よく、大都会の台北は「東京」、第2の都市高雄は「大阪」に例えられる。
台南は最初に首都が置かれたため「台湾の京都」などと言われている。
ガイドブックには、台北の情報は満載なのに台南の情報はごくわずか。
予備知識を仕入れる時間もないまま、とにかく古都台南へ行ってみた。(つづく)
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