日本酒diaryといいながら、全く関係ないことばかり書いていますが。
今日は、新梅田シティにあるシネ・リーブル梅田で、ずっと楽しみにしていた『カンパイ(乾杯)!世界が恋する日本酒』を観てきました。
ここはちょっとマイナーな、でもいい映画を上映するので、私のお気に入りの場所です。
<映画オフィシャルサイトより抜粋>
ここ数年、日本酒は日本だけでなく、世界中で人気を博している。
本作では、外国人初の杜氏となったイギリス人フィリップ・ハーパー、日本酒の魅力を世界へと発信し続けているアメリカ人ジャーナリストのジョン・ゴントナー、世界中に日本酒の魅力を伝えている「南部美人」五代目蔵元の久慈浩介の3人のアウトサイダーたちの挑戦と葛藤を通し、世界で多くの人々を魅了する日本酒の世界を紐解いていく。
そう、あのフィリップ・ハーパー氏出演作品です。
私が8月の猛暑日に、倒れそうになりながら酒蔵まで買いに行った「Ice Breaker」を作った杜氏さんです。
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映画は3人へのインタビューを中心としたドキュメンタリーで、3人の日本酒との出会いから現在の活躍ぶりまでが、同時進行で語られていきます。
ジョン氏の英語のロングインタビューから始まり、映画の半分ぐらいは英語&日本語字幕というのが意外でしたが、もしかしたら最初から海外上映を意識して撮影されたのかも。
ちなみに外国人杜氏のフィリップ氏は、日本酒界では結構有名人なのですが、テレビ取材はいっさいNGで、今回の映画出演も監督の熱意でやっとOKになったとのこと。
今後はもう引き受けないと言っているので、フィリップ氏の姿を見られる貴重な映画だと言えます。
映画は、私としてはとても面白かったです。
フィリップ氏、ジョン氏とも日本には全く縁がなかったのに、数奇な運命で日本酒に魅せられていく話や、久慈氏が「蔵元の息子」としての運命を変えたくて海外留学をしたのに、結果的に酒造りにのめり込んでいく話が興味深かったです。
改めて日本酒の魅力や、海外進出の可能性についても確信を持ちました。
そして、この映画を観た後には、猛烈に日本酒が飲みたくなることを覚悟してください。
いやぁー、日本酒って本当に良いものですね!
(水野晴郎さん調で)
上映は「シネ・リーブル梅田」では9/16まで、「神戸元町映画館」では10/8公開予定です。
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